パール
パールは昔から日本でもおなじみのサンゴと並んで海が育む宝石として親しまれていますが、現在流通している約90%のパールは養殖もので、そのほとんどが日本で生産されています。多くの貝殻を見ると、内側にキラキラ光る真珠層がありますが、貝が何かの拍子に異物を貝の中に取り込んでしまい、吐き出せないままに自分の体を守ろうと分泌物で幾重にも包み込んだものがパールとなるのです。
どれだけ早くても貝の中でパールが育つのにかかる年数は4年。アコヤ貝を使用したアコヤ真珠や大ぶりの南洋真珠、黒蝶貝から取れる黒真珠や淡水真珠、バロック真珠などといった真珠があります。
なかでも最近人気があるのが南洋真珠のゴールド色のもの。パールにゴージャス感が加わります。淡水真珠は変形した真珠のことでコメ粒型のものも多いことからライス型とも呼ばれています。バロック真珠は天然ものの歪んだ真珠のことでヨーロッパで人気があります。
パールは白だけでなくピンクやブラック、イエローなどもあり、ネックレスなどのように数多くの粒を使用する際には、むらが出ないように似た色を選ばなくてはいけません。有機物なのでとても傷つきやすいデリケートな宝石です。使い終わった後には汗などを拭きとっておきましょう。
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